朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

2015年11月21日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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曹操

 

今から1800年前の中国の物語、三国志、三国志演義として広く知られる物語は、実は事実を歪曲した部分も多い、実6虚4の物語という人もいる。その中で劉備(りゅうび)孔明(こうめい)は素晴らしい人格者として描かれ、逆に董卓(とうたく)曹操(そうそう)は横暴な極悪人として千年以上もdisられてきた。

 

朝まで三国志2017-03 kawauso

 

しかし、虐げられた三国志の悪役達が、1800年の時空を越えて甦る!さあ、本日はオールナイトノンストップ、三国志の英傑達が本当のワルを明らかにする為に朝まで大激論を繰り広げます。

 

本日の登場英傑9名の紹介

朝まで三国志

・ナレーション

さあ、いよいよ始まります、ノンストップ、ルール無用の暴露合戦、朝まで三国志、まずは、善人顔した連中の仮面を暴くべく1800年の時を越えて甦った悪役達を紹介しましょう。

 

エントリー№1、歩く産業廃棄物、昔はこれでも勇猛な将軍だったのに、今では、ただのデブ、洛陽と長安で悪逆非道を尽くした揚句、愛人にも、ボディーガードにも裏切られ、最後には、死体のヘソにロウソクを立てられ三日三晩燃え続けた男、董卓仲潁(とうたく・ちゅうえい)の入城です。

 

朝まで三国志 董卓

董卓「うす! オラ董卓、黄河を油で汚したのは俺じゃねえ!!」

 

エントリー№2、その裏切り癖はもう病気のレベル、6人もの群雄を目先の欲で裏切り、最後には、全ての群雄に見限られ、劉備と醜い罵りあいを演じた挙句、処刑された三国志最強の軽薄男、呂布奉先(りょふ・ほうせん)赤兎馬に跨り、堂々の入城!

 

朝まで三国志 呂布

呂布「ちいーす、呂布っす!ま、楽しくやりまーす」

 

エントリー№3、自称皇帝、自称はじさんのマスコット、自称袁家の御曹司、猜疑心と嫉妬心の塊で、次々に敵を造り出したばかりか、経済音痴をさらけ出し揚州と南陽郡の二つの裕福な都市を廃墟にし、最後は「はちみつなめたい」と言いながら餓死した男、袁術公路(えんじゅつ・こうろ)の入城でーーーす!!

 

朝まで三国志 袁術

 

袁術「無礼な!袁家の御曹司は自称ではないわっ!!」

 

エントリー№4、三国志史上最大の悪役、正義の英雄劉備のライバルにして、目的の為には、どんなものでも足蹴にする極悪非道な男、一方で、演義では、赤壁敗戦後、関羽(かんう)に命乞いするなど散々な扱いを受けるちっちゃいオッサン、曹操孟徳(そうそう・もうとく)の入城でーーーーーーす!!

朝まで三国志 曹操

 

曹操「わしは、チビではない!!(怒)」

 

 

さあ、続きまして、三国志演義では、善人、正義の人として通っている英傑を紹介していきます。ああっ、いけません、呂布が劉備に向かって靴を投げました。劉備も元靴売りだけあって、負けません、二人ともブレイク!ブレイク!

 

朝まで三国志 劉備 呂布

 

呂布「この大耳野郎!!巨人兵!ラピ○タ!!!」

劉備「じゃかあしい、この土地泥棒!徐州返せ!(泣)」

 

もう、手が付けられないので、劉備は最後に紹介するとして、それ以外の方々を紹介しましょう。

 

エントリー№1、劉備の頼れる兄貴、北方の雄にして異民族で構成された騎馬軍団、白馬義徒(はくば・ぎと)を操るイケメンダンディー、公孫瓚伯珪(こうそん・さん・はくけい)入城!!!

朝まで三国志 公孫瓚

 

公孫瓚「フッ、そんなに褒めないでくださいよ・・」

 

エントリー№2、曹操に追われた劉備を保護した荊州の仁君。孔明や龐統(ほうとう)、馬良(ばりょう)のような名士を集め、荊州を一大アカデミズム都市にした功労者、劉表景升(りゅうひょう・けいしょう)の入城でーーーす。

朝まで三国志 劉表

 

劉表「まあまあ、喧嘩は良くない、ここは穏便に話合いましょう」

 

エントリー№3、劉備に徐州を譲った好々爺、悪逆な曹操の侵略により、寿命を縮めてしまった悲劇の徐州牧、陶謙恭祖(とうけん・きょうそ)の入城です。

 

朝まで三国志 陶謙

 

陶謙「ゴホ、ゴホ、、いやはや、乱世とは嫌なものじゃのう」

 

さて、エントリー№4、ようやく呂布と引きはがされた三国志演義前半の主人公、貧乏な靴売りから、蜀漢の皇帝に上りつめた苦労人、生ける人間磁石、涙のカリスマ、中山靖(ちゅうざんせいおう)、劉勝(りゅうしょう)の末裔、劉備玄徳(りゅうび・げんとく)の堂々の入城―――――です!!

 

朝まで三国志 劉備

劉備「うっ・・うっ・・呂布の野郎が徐州を奪わなかったらあんな苦労もしなくて済んだのに・・」

 

 

そして、事態の収拾が付かなかった場合の助っ人として「安心して下さい、穿いてませんよ」でブレイクを果たした禰衡(でいこう)氏を呼んでいます。

朝まで三国志

はじさんは格調高い番組なので、脱いだ瞬間にフルボッコです気を付けて下さい。

 

朝まで三国志 禰衡

 

禰衡「はーーーーい!」

 

さあ、そして、クセモノ揃いの9名を束ねるのは、この人、はじさんの田原総一郎こと、Mr.kawausoです!!

朝まで三国志 kawauso

 

kawasuo「えー、三国志演義が誕生してから600年余り、劉備善玉、曹操悪玉という図式は根強いものがありますが、あれは飽くまで、フィクションの話、この辺りで正しい歴史認識というものを踏まえて、真の三国志一のワルは誰かを決めていきたいと思います」

 

・ナレーション

 

いよいよ始まる、はじめての三国志プレゼンツ、朝まで三国志曹操は、呂布は董卓は、どんな主張をするのか、そのまえにCМ行きます。

 

つづく(第2部 21日(土) 22時30分配信開始)

次の記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第2部

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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