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【岳飛が熱い】「尽忠報国」と背中に彫った救国の英雄・岳飛(がくひ)Part.2

この記事の所要時間: 623




photo credit: Tangible via photopin (license)

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劉光成との会議から数日後、金の大軍が押し寄せてきます。

岳飛は金軍が来ると迎撃の陣を敷きます。

金軍がやってくると、岳飛は本陣を出て、金軍に真正面からぶつかります。

しかし少ない岳飛軍は金軍と少し戦うとすぐに本陣に向けて退却を開始。

金軍は岳飛軍が退却すると彼の軍を猛追撃してきます。

彼は猛追撃する金軍を本陣までおびき寄せると、合図の旗を振らせます。

合図の旗が振られると、雨のような矢が金軍を襲います。

金軍は岳飛の計略に嵌り大混乱。

岳飛は大混乱した金軍に全軍で突撃を敢行し、敵軍を潰走させます。

この時、彼は追撃を行わず、再び攻め寄せてくる金軍に備えます。

他の3将もそれぞれ、金軍の撃退に成功。

金軍はその後も岳飛や他の3将の陣に攻め込んできますが、

その都度金軍を撃退します。

 

前回記事:【岳飛が熱い】「尽忠報国」と背中に彫った救国の英雄・岳飛(がくひ)Part.1




金軍が目の前から消える

 

岳飛らは金軍を撃退し続けますが、

金軍は大軍でなかなか大勝を得るような勝ちを得ることができず、

優勢な状況を作れませんでした。

そんな中、いきなり全線戦で金軍が退却していると報告が入ります。

岳飛は唖然としていましたが、金軍に何か策がるのではないかと思い

情報収集に努めます。

すると金が退却した理由が判明します。




金が突如撤退した理由とは

 

金の二代目皇帝である呉乞買(うきまい)が亡くなった事が原因で、

全線戦から金軍が退却したと彼の元に報告が入ります。

岳飛は一つため息をついた後、兵士を集め鬨の声を挙げ、

岳飛軍の勝利を知らせます。

こうして中興4将は南宋を守ることに成功します。

 

南宋から功績を認められる

 

岳飛は南宋朝廷から金軍撃退の功績を認められます。

彼は南宋皇帝から荊州(けいしゅう)・襄(じょしゅう)・譚州(たんしゅう)の

軍事総督の職である制置使に任命されます。

彼は卾州(がくしゅう)に本拠を構え、金軍に備えます

岳飛軍4000の兵力も数万に増大。

数万の兵を岳飛一人では指揮することができない為、

息子である岳雲(がくうん)を将校にし、

ほかにも優秀な人材を将校に引き立て、軍の組織も再編します。

 

北伐に向けた準備

photo credit: Petal Droplet via photopin (license)

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岳飛の目標は漢土から金を追い出し、漢民族の手で中華を治めることです。

その目標を達成するためには、

漢土に居座っている金に攻め込まなくてはなりません。

そのため兵士達に体力や武器の扱い方を習熟させるため、

厳しい訓練を施すとともに、将校達にも戦術や陣と陣の連携法などを

叩きこみます。

また戦には必ず必要になる兵糧を仕入れるため、各地の商人と仲良くなり、

兵糧調達を行います。

兵糧に加え武器も大量に使用するため、武器製造にも力を入れます。

こうして岳飛は日夜北伐の準備を行います。

 

金との講和

photo credit: A dreamy pair via photopin (license)

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岳飛は北伐の準備に多忙でありましたが、彼を驚かす一報が届きます。

その一報とは「南宋は金と講和する」というものでした。

南宋の宰相である秦檜(しんかい)は朝廷内にいる主戦派を黙らせた後、

南宋皇帝である高宗に金との和平を上奏します。

高宗は秦檜の上奏を受け入れ、金との和平に向けて交渉が始まります。

そして岳飛が北伐の準備を行っている頃、金と講和を結ぶことに成功。

金との講和内容は南宋に有利な内容で、

毎年莫大な金銭を払う代わりに、旧宋の首都開封・

長安近辺を返還するというものでした。

こうして金と南宋は講和を結ぶことになります。

しかし岳飛はこの講和は長くは続くものではないと予測し、

北伐の軍備を進めます。

 

金との講和が破れる

photo credit: Petal Droplet via photopin (license)

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金との講和は数か月しか続きませんでした。

その原因は金の朝廷内で発言力があり、

講和派最大の勢力であった撻懶(だらん)が亡くなった事が原因です。

彼は金の朝廷内の主戦派を抑え、南宋との講和を実現させましたが、

彼が亡くなった事で金の朝廷内は主戦派が再び権力を握った、

講和は破棄されて再び交戦状態になります。

【次のページに続きます】




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