キングダム最新617話ネタバレ「飛信隊の止め方」レビュー考察

2019年10月10日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、617話では誰もが予想しなかった事が起きました。

飛信隊の頭脳であり、シレっとした毒舌ガール河了貂(かりょうてん)金毛(きんもう)率いる少数の兵に襲撃されたのです。

そして信じたくない事実が、、ここから先はレビュー考察で御覧ください。

 

※この記事はキングダム617話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新617話ネタバレ「大将を守り抜け」

蒙恬

 

落馬しながらの渾身の一撃で、馬南慈(ばなんじ)の右目を切り裂いた蒙恬(もうてん)

鮮血が飛び散る様子を見ると、馬南慈は右目を失明したと見て間違いないと思います。

 

「チイイイッ!」

 

馬南慈は舌打ちをしてすぐに蒙恬を攻撃しようとしますが、蒙恬は手綱をつかい矛を振るわれる前に全力疾走し、

斬られる事なく王翦の前にたどりつきます。

その鮮やかな身のこなしに、唖然(あぜん)とする周囲、及び王翦(おうせん)に蒙恬は言います。

 

「王翦将軍の近衛兵、さっさと馬南慈を大勢でボコっちまえ!この戦いは、総大将を守り切った方が勝つ!

命を捨てても王翦総大将を左へ逃がせ、李牧本陣も相当に危ないぞ」

 

さすがに蒙恬は、馬南慈と傅抵(ふてい)の襲撃が奇襲にすぎない事を見抜いていました。

弱点を突かれて傅抵は

 

「この勝負は俺達が勝つと言ってんだろうがぁ!」と怒鳴っています。

 

自ら蒙恬の言い分が正しいと証明したようなものですね。

 



キングダム最新617話ネタバレ「燃えろ!大女」

亡くなる李牧

 

蒙恬の発言の通り、趙の本陣では李牧(りぼく)(あせ)りまくっていました。

予定ではすでに、王翦の首を持ってくるはずの馬南慈と傅抵が戻らないからです。

早く王翦を討たなければ、自軍にも余裕がないと白状したも同然の李牧。

 

そこに、倉央(そうおう)糸凌(しりょう)の軍勢が迫ってきています。

しかし、ここで前に出て来たのが共伯、安定のジジイキャラでガタイも大きく、大女ごときに何ができるかという顔をしています。

絶命する典韋

 

はい、もちろん、こういうキャラは敗れるものと相場が決まっています。

繰り出される糸凌の斬撃に共伯は押されに押され、

 

「貴様、本当に女か?」と最後の捨て台詞(せりふ)

兀突骨

 

次の瞬間には糸凌の双剣にウゥンされ、大量の血を吹き出して落馬し討ち死にします。

そこで、倉央が糸凌の代わりに一言

「女だよ、最高の」

 

なるほど、この二人、正式に結婚しているかどうか不明ですが、しっかりと愛し合っている様子です。

 

共伯が死に、趙の本陣には動揺が走りますが、雷伯を呼ぼうにも間に合いません。

そこで登場したのがカイネです。こちらはこちらで、愛しの李牧を守る為、刺し違えても糸凌を討つ覚悟の模様。

いやいやいや、いくらなんでもカイネで糸凌には勝てないと思うのですが、とにかく、どっちもガンバレ燃えろ大女とチビ娘

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム最新617話ネタバレ「金毛の気づき」

 

共伯が死んだのを知った李牧は、急いで雷伯を向かわせています。

しかし問題は左から突き進んでくる飛信隊で、この部分の手立てはありませんでした。

一方で、飛信隊相手には金毛が粘り、考えられる限りの策をぶつけてくるのですが、すぐに見破られて無効になってしまいます。

騎兵を率いる夏侯尚

 

金毛は考えます、「何故だ?どうして、あのバカの信が率いる飛信隊の反応が速いのだ?」

冷静に考えている間に金毛はある事に気が付いたのです。

それは、飛信隊の頭脳として各所に指示を出している河了貂の存在でした。

 

あの小娘を討ち取れば、飛信隊の動きを止める事が出来る。

 

金毛は竹進(ちくしん)副長の犠牲を無駄にしないでくれと懇願する部下を制止して呂森の小部隊を率いて、河了貂が指揮をする場所まで全力疾走を開始します。

危うし河了貂、しかし、李牧の首を狙って必死の飛信隊は小部隊で戦場を抜け出した金毛に誰一人気が付いていませんでした。

 

キングダム最新617話ネタバレ「河了貂討ち死に!」

水滸伝の墓

 

場面は転換し、ここでは弓矢兄弟が趙兵を連続で狙撃しています。

しかし、相変わらず弟の顔にストッキングをかぶせたみたいなヤツは人間を撃てずに馬ばかり撃っている状況です。

結局、一人で頑張るしかない兄の蒼仁、右手からは出血していますが、休む事は出来ません。

そんな仁が疲れた顔をあげると、視界の彼方に少数の敵部隊が進んでいくのが見えました。

 

「へえー上手にすり抜けていくなぁ」

呑気(のんき)な感想を述べる仁&淡ですが、それこそが河了貂を付け狙う金毛率いる呂森の部隊でした。

 

異変は起こりました。

仲間と作戦を練っている河了貂の本陣に矢が飛んできて仲間が射殺されたのです。

事態を悟った河了貂の幕僚たちは、なんとか河了貂を守ろうとしますが、金毛の動きは急速でした。

 

「河了貂、逃げろ、逃げてくれ」

 

仲間たちに言われて、河了貂は馬に乗って後方に駆けます。

そこに金毛が追い付きます。

 

(こんな小娘の指揮で、慶舎(けいしゃ)様や岳嬰(がくえい)が殺されたのだ、飛信隊の娘軍師、絶対に逃がしはせぬ)

 

金毛の怒りがMaxになり、弓矢が河了貂の左肩に突き刺さります。

耐えきれずに、落馬してしまう河了貂

 

「まだだ、頭を打ち抜けっ!」

 

非情な金毛の一言で、さらなる矢が河了貂に向かって飛ばされ、頭を守った河了貂の右手を貫通しました。

もはや、動く事が出来ない、河了貂に金毛の兵の一人が槍を振り下ろします。

 

ドン!

 

その時、辺りには鮮血が飛び散りました。

 

煽り:まさかまさか、ここまで来て、ノーガードの河了貂が金毛に狙われてしまうとは

怒りの金毛隊の襲撃で体を射られ、もう身動きできない河了貂、もしや、こんな所で討ち死にしてしまうのか?

それとも、チラッと金毛隊の様子を見ていた、弓矢兄弟が河了貂を救うのか、キングダム618話を待て!

 

キングダム618話kawauso大予想

 

大量の血飛沫があがり、次週に引っ張るというラストでしたが、ここで河了貂を殺してしまう事に特に必然性を感じません。

モブキャラがあっさり死んでしまうのは、それがイベントキャラだからで河了貂のように、漫画の最初から出てきているキャラが死ぬ時には

それなりに漫画にとって重要なメッセージが込められるでしょう。

 

飛信隊の世代交代については、すでに松佐が死ぬ事で暗示されましたし河了貂が死ぬことがあるとすれば、別の軍師が出現して世代交代とか

下準備がありそうですが、それも見受けられませんしね。

病死する張羨

 

ただ、河了貂が死なないとしても、誰も死なないとは言えません。恐らく、河了貂を救うのは弓矢兄弟の兄貴のほうでしょう。

顔も河了貂に似ていますし、年齢も河了貂よりも下で弟分のように列尾では、河了貂と話をするシーンが挟まれていました。

絡みがあるキャラが死んだ方がドラマ性が増すので、この段階で、薄く死亡フラグが立っていた感じです。

 

そこで、弓矢兄の蒼仁が河了貂を救うと思うのですが、すでに弓を放ち過ぎていて出血しており、さらに弓矢を連打して

他の趙兵まで射殺する事は出来ず、激怒した金毛の指示でハリネズミになって戦死するかも知れません。

ほっぺたに矢を受ける孫策

 

ここで兄を殺されて激怒した弟の蒼淡が秘められた才能を発揮し金毛を含めて主要な趙兵を射殺して最終的に河了貂を救う

そんな展開ではないでしょうか?

 

追記:キングダム618話が10月17日に発表されました。

ほぼ、予想通りで蒼仁が矢を放って河了貂を救いますが、途中で弓が折れてしまうピンチに陥ります。

それでも、単身で馬に突進して河了貂を救おうとした蒼仁ですが、ついに趙兵の槍で首を刺されてしまいます。

それを見た蒼淡はどうしたのか↓ここから読めます。

キングダム618話最新ネタバレ「戦場への思い」レビュー考察

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

kawausoは、ここで弓矢兄弟の兄貴が死んでしまうと見ています。

血だらけの手と言い、相変わらず役立たずの弟のストッキング男と言いもう、この辺で清算しないといけないという作者の考えではないかと思います。

あまり、あっと驚く予想でもありませんが、それだけに当たりそうです。

前回記事:キングダム616話最新ネタバレ「王翦の退路」考察レビュー

 

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