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実在したとしたら「日本書紀」に出てくる誰かなのか?
卑弥呼が実在したとなると、「日本書紀」に出てくる誰かが卑弥呼なのか?という問題が出てきます。
大きく分けると
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- のちの「ヤマト王権(大和朝廷)」の誰か
- ヤマト王権に対抗した勢力の誰か
に分けられるでしょう。
①ですと、先述の「神功皇后」や「天照大神」、「倭迹迹日百襲姫命」などが卑弥呼と推定されます。
②だと、「田油津媛(山門郡の豪族、土蜘蛛の女王)」や「熊襲(九州南部の豪族の女酋」説があります。
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■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■
三国志ライターみうらの独り言
卑弥呼や邪馬台国については江戸時代から議論が続いており、いまだに結論がでません。これはいわゆる「古代のロマン」でヘタに解明されないほうがいいのかもしれませんね。
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