広告

ヘビは耳がないのにどうやって[踊る]のか?

2024年3月18日


蛇神ナーガ(神話)

 

一見すると、ヘビ使いの笛の音に合わせて神秘的に踊るヘビ。しかし、実はヘビには人間や他の動物とは異なり、耳も耳の穴も存在しません。これは一体どういうことなのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ヘビの世界での「音の感じ方」

ヘビは耳がないため、人間のように音を"聞く"ことはできません。それでも、彼らは獲物を追う際には聴覚に頼っています。では、どうやって?驚くべきことに、ヘビは体全体を一つの大きな耳として使っています。体表面に触れた音の振動が骨や筋肉を通じて内耳へと伝わり、そこで音として感じ取られるのです。この独自の聴覚システムにより、ヘビは周囲の微細な音や振動を察知しているのです。

 

 

ヘビ使いの笛とヘビの"ダンス"

 

ヘビがヘビ使いの笛の音に合わせて踊る姿は、実際には笛の音に反応しているわけではありません。ヘビはヘビ使いの手の動きや、その他の視覚的なサインに反応しています。ヘビ使いはヘビの習性を巧みに利用し、まるで笛の音に合わせて踊っているように見せかけているのです。つまり、これはヘビ使いの技術とヘビの能力を組み合わせた、見事なパフォーマンスなのです。

 

 

 耳のないヘビが音を感じる不思議さ

 

ヘビは耳の機能が退化し、外耳や鼓膜が存在しないため、人間のように音を聞くことはできません。しかし、彼らは体全体で音の振動を感じ取り、その感覚で環境を把握し、生き延びています。ヘビ使いの笛の演奏は、ヘビが笛の音に合わせて踊っているように見せるための一種のトリックであり、ヘビの視覚的な注意を引くための手段に過ぎません。この不思議な生き物の秘密を知ったあなたも、今度ヘビ使いのパフォーマンスを見る機会があれば、ヘビとヘビ使いの間の見事なコミュニケーションに注目してみてください。ヘビの世界にはまだまだ知られざる秘密がたくさん隠されています。

 

▼こちらもどうぞ

ティッシュ消費で日本が世界一[理由はこれだった]

 

 

-外部配信
-