複数のロシアメディアによると、ロシア中部ペルミ地方で、ウクライナ侵攻に参加し恩赦を受けた元ワグネル戦闘員の男が、母娘殺害の疑いで警察に拘束されました。同居していた28歳の女性とその7歳の娘が8月29日に遺体で発見され、男は指名手配されていました。
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戦闘員としての経歴
この男は、2023年2月に看護師の女性を性的暴行した後、殺害した罪で禁錮20年の刑を受けていましたが、同年8月に戦闘員として契約し、負傷を機に恩赦を受けました。その後、彼は故郷に戻っていました。
増加する元受刑者による凶悪犯罪
ロシアでは、元受刑者の帰還兵による凶悪犯罪が相次いでおり、8月29日にも別の元ワグネル戦闘員が、知人3人を殺害したとして終身刑に処されています。こうした事件は、社会に深刻な不安をもたらしています。
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