9月28日は「世界狂犬病デー」。狂犬病はウイルス感染症で、感染するとほぼ100%致死率を誇る恐ろしい病気です。主に動物から人間に感染し、特に犬からの噛み傷が感染経路となることが多いです。驚くべきことに、毎年世界中で約5万9000人もの命が狂犬病で失われていますが、その多くが予防可能なケースです。
この記事の目次
狂犬病予防の鍵はワクチン
狂犬病は、犬にワクチンを接種することでほぼ完全に予防可能です。ワクチン接種が普及している国では狂犬病のリスクは極めて低いですが、発展途上国ではワクチンが不足していることが問題です。特にアフリカやアジアの一部の地域では、狂犬病は深刻な公衆衛生の課題となっています。
ルイ・パスツールの偉業
狂犬病の予防に大きな貢献をしたのが、フランスの科学者ルイ・パスツールです。1885年、彼は狂犬病ワクチンを開発し、人類は初めてこの致死的な病に対抗する手段を手にしました。彼の功績を称えて、9月28日が「世界狂犬病デー」とされています。
まとめ
「狂犬病は予防できる!」—この事実を広め、命を守るためにできることを考えましょう。次にペットを飼うときには、必ずワクチン接種を忘れずに!
▼こちらもどうぞ
[9月25日は日本初の快挙!沢村栄治、ノーヒット・ノーラン達成の瞬間]