10月28日は「おだしの日」です。おだしは、和食に欠かせない調味料で、料理に深い旨みを加える役割を果たしています。おだしといえば、鰹節や昆布が代表的ですが、実は世界各地でさまざまな出汁(だし)が使われています。フランスの「ブイヨン」や中国の「湯(タン)」などもその一例です。
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驚くべき「旨み」の力
おだしの魅力の一つは「旨み」。1908年に日本の科学者、池田菊苗が発見したこの旨み成分は、甘味・酸味・塩味・苦味に続く「第5の味」として世界的に認識されています。特に昆布には旨み成分であるグルタミン酸、鰹節にはイノシン酸が豊富に含まれ、これらが合わさることで料理の風味がぐっと増すのです。
料理を健康的に!
おだしを使うと、塩分を抑えながらも料理にしっかりとした味を加えられるため、健康志向の方にもぴったり。出汁の旨み成分が、塩や砂糖を多用しなくても、自然な美味しさを引き出してくれるのです。
まとめ
この「おだしの日」に、ぜひ自宅で本格的なだしを取ってみてください。その深い味わいに驚くこと間違いなしです!
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