1970年11月21日、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の日本第1号店が名古屋市にオープンしました。しかし実はこの店舗、愛知万博の影響を受けての仮設店舗で、恒久的な店舗ではありませんでした。その後、全国展開が進み、日本独自の「ケンタッキー文化」が生まれることになります。
日本式クリスマスの立役者
日本では、KFCといえばクリスマスに欠かせない存在。これは1974年に「クリスマスにはケンタッキーを」というキャンペーンを始めたことがきっかけです。当時、ターキー(七面鳥)が手に入りにくかった日本では、フライドチキンが代わりに定着しました。
カーネル・サンダースの呪い!?
1985年の阪神タイガース優勝時、ファンが大阪の道頓堀川にカーネル・サンダース像を投げ込む「事件」が発生しました。この像が引き上げられるまで、阪神は長期間優勝できないという「呪い伝説」が語られました。
日本限定メニューが海外でも話題に!
「和風チキンカツサンド」や「てりやきツイスター」など、日本限定メニューは海外でも人気です。KFCの創造性は、単なるフライドチキンを超えた「食のエンターテインメント」を提供しています。
まとめ
ケンタッキーは、日本独自の文化に溶け込みつつ進化してきました。次にKFCに行くとき、その歴史の一部を味わってみてはいかがでしょう?
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