1768年12月6日、スコットランドのエディンバラで『ブリタニカ百科事典』第1版が発行されました。当時、印刷技術が発展しつつあり、知識を多くの人々に届けることが可能になった時代です。この全3巻の百科事典は、科学や技術を中心に解説し、啓蒙時代の精神を象徴する存在でした。
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驚きのボリュームと内容
第1版の全3巻には、約2,500ページにわたる情報が詰まっていました。特に「解剖学」の項目は、解説とともに詳細な図解が添えられ、当時の最新知識を提供しました。一方で「女性」という項目はたった4行しかなかったなど、時代背景を感じさせる内容も。
百科事典の先駆者の挑戦
『ブリタニカ百科事典』は、当時流行していたフランスの百科事典『百科全書』に対抗する形で制作されました。スコットランドの印刷技術者と学者たちが手を組み、質の高い知識を英語圏に広めることを目指しました。
まとめ
『ブリタニカ百科事典』の歴史を知ると、私たちが日常的にアクセスできる知識の価値が一層感じられます。次は、どの項目を調べてみますか?
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