ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、安全保障条約に調印しました。プーチン氏はベラルーシ領をロシアの核兵器で防衛すると述べ、米欧諸国に対する牽制を強化しました。
新型ミサイル「オレシュニク」の配備計画
プーチン大統領は、新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を2025年後半にベラルーシへ配備する可能性を示唆しました。ベラルーシは昨年、ロシアの戦術核兵器の配備も受け入れており、軍事連携が進んでいます。
核使用指針と国際的な懸念
ロシアの核兵器使用指針は、国の存続が脅かされる場合に通常兵器への反撃にも核を使用できるとしています。この方針とプーチン氏の発言は、国際社会で新たな緊張を引き起こす可能性があります。
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