広告

[2月13日は苗字義務化の日]日本人が苗字を持つようになったのは明治時代

2025年2月13日


幕末_衣替えする民間人 文明開化

 

 

かつて、日本では一般庶民の多くが苗字を持たない時代がありました。武士や貴族などの特権階級だけが苗字を名乗ることを許されていたのです。しかし、1875年(明治8年)2月13日、明治政府は「平民苗字必称義務令」を公布し、すべての日本人に苗字を持つことを義務付けました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



苗字を拒否する人が続出!?

 

面白いことに、庶民は最初、この命令にあまり乗り気ではありませんでした。苗字を持つことが「武士のようで恐れ多い」と感じる人が多かったのです。そのため、政府は改めて「絶対に苗字をつけなさい!」と強く指示を出しました。

 

 

あなたの苗字、どこから来た?

 

苗字が義務化されたことで、人々は地名や職業、特徴などをもとに苗字を作りました。例えば、「田中」は田んぼの中に住んでいた人、「大工」はそのまま職業由来です。日本に最も多い「佐藤」は、もともと藤原氏の一族が多く名乗ったものだとか。

 

 

まとめ

 

あなたの苗字の由来を調べたことはありますか?もしかすると、意外なルーツが隠れているかもしれませんよ!

 

▼こちらもどうぞ

[2月11日は建国記念の日]日本の誕生日?実は「建国記念日」ではない!?

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
はじめての三国志 編集部

はじめての三国志

三国志の世界観や登場人物を『楽しく・ゆるく・わかりやすく』をモットーに紹介するプラットフォームメディアです。

-外部配信