2月21日は「漱石の日」。これは、1911年(明治44年)に夏目漱石が第一高等学校(現在の東京大学教養学部)で英語教師を辞任した日に由来します。漱石は当時すでに『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』で作家としての地位を確立しており、文学に専念する決断を下しました。
「I love you」は「月が綺麗ですね」!?
漱石といえば、「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳した という逸話が有名です。英語教師だった彼は、「日本人はストレートに愛を告げる文化がない」として、もっと情緒的に表現するべきだと考えました。この言葉のロマンチックさに、多くの人が心をときめかせています。
1000円札の顔だった漱石
かつての1000円札の肖像といえば夏目漱石。1984年から2004年までの約20年間、漱石の顔が描かれた紙幣が流通していました。これは、彼の文学が日本文化に与えた影響の大きさを物語っています。
まとめ
もし漱石が現代にいたら、どんな小説を書いていたのでしょう?あなたが今の時代に合う「月が綺麗ですね」のような名訳を考えるとしたら、どんな言葉になりますか?
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