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[2月26日は二・二六事件]日本を揺るがせたクーデター未遂

2025年2月26日


鶴見中尉のモデルとなった須見新一郎(日本兵士)

 

 

1936年(昭和11年)2月26日、陸軍の青年将校たちがクーデターを決行。彼らは政府の腐敗を糾弾し、「昭和維新」を掲げて約1,400人の兵を率い、東京の中枢を占拠しました。事件の背景には、貧困に苦しむ農村の現状や、軍内の派閥対立がありました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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政府高官が次々と襲撃される!

 

反乱軍は内大臣・斎藤実、蔵相・高橋是清、教育総監・渡辺錠太郎らを暗殺。一方で、当時の首相・岡田啓介は、たまたま身代わりとなった義弟のおかげで九死に一生を得るという劇的な展開もありました。

 

 

「天皇の怒り」で終息へ

 

青年将校たちは「天皇陛下のための行動」と信じていましたが、昭和天皇は**「逆賊」として彼らを強く非難**。天皇の意向を受けた政府は、反乱軍に対し徹底的な鎮圧を決定し、2月29日には完全鎮圧されました。その後、関与した将校たちは厳しく処罰され、一部は死刑に処されたのです。

 

 

まとめ

 

二・二六事件は、日本の軍部独裁化の分岐点となり、太平洋戦争へと続く歴史の一幕でもあります。もしこの事件が成功していたら、日本の歴史はどう変わっていたのでしょうか?

 

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