今や東京・渋谷の象徴ともいえるスクランブル交差点。しかし、日本で最初に設置されたのは渋谷ではなく、熊本市だったことをご存じでしょうか?1973年(昭和48年)3月5日、熊本市の通町交差点に、日本初のスクランブル交差点が誕生しました。
画期的な仕組みで歩行者を守る!
スクランブル交差点の最大の特徴は、すべての信号が赤になる「歩行者優先時間」を設けたこと。当時の日本は高度経済成長期で、交通量が急増。特に都市部では歩行者と車両の衝突事故が多発していました。そこで、車を完全にストップさせ、歩行者が四方八方に自由に渡れる新しい信号システムが考案されたのです。
世界にも広がるスクランブル交差点
この画期的な仕組みは世界各地にも採用され、ニューヨークのタイムズスクエアやロンドンのオックスフォード・サーカスにも導入されています。特に渋谷のスクランブル交差点は世界最大規模で、1回の青信号で約3,000人が渡ることも!
まとめ
スクランブル交差点の歴史が、熊本から始まったとは驚きですね!あなたの街にも、意外な歴史が隠れているかもしれませんよ。
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