幕末の日本では、薩摩藩(現在の鹿児島県)と長州藩(現在の山口県)は長年の宿敵でした。特に1863年の「八月十八日の政変」や「禁門の変」では、薩摩が長州を徹底的に打ちのめし、両藩の間には深い恨みが残っていました。そんな二藩が手を結ぶことは、当時の人々にとって信じがたい出来事だったのです。
坂本龍馬が動いた!薩長同盟の立役者
宿敵同士の和解を仲介したのは、坂本龍馬と中岡慎太郎。彼らは日本の未来を考え、幕府に対抗するためには薩長が協力するべきだと説得しました。1866年3月7日、薩摩藩の小松帯刀邸で西郷隆盛(薩摩)と桂小五郎(長州)が会談し、密かに薩長同盟が成立しました。
同盟の結果、日本が大きく変わった!
この同盟により、長州藩は薩摩から武器の供給を受け、勢力を回復。最終的に両藩は幕府を倒す原動力となり、1868年の「明治維新」へとつながりました。まさに日本の歴史を変えた同盟だったのです!
まとめ
かつての宿敵が手を取り合い、日本の未来を変えた薩長同盟。もし坂本龍馬がいなかったら、今の日本はどうなっていたのでしょう?
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