1900年3月28日、スウェーデンの探検家スヴェン・ヘディンが、中国の楼蘭遺跡を発見したことを記念して制定されたのが「シルクロードの日」。この発見が、古代東西交易路のロマンを現代に伝えるきっかけとなりました。
絹だけじゃない!“文化”も運んだ大動脈
「シルクロード」は絹の道と思われがちですが、実際には陶器、香辛料、ガラス細工、宗教、そして言語まで、さまざまな文化や技術が東西を行き交いました。交易の道というより「文明の交差点」と呼ぶ方がふさわしいかもしれません。
日本もその恩恵を受けていた!
奈良の正倉院に残るガラスの器や宝物の一部は、シルクロード経由で日本にもたらされたと考えられています。海を越えた東の果てまで、シルクロードの影響は広がっていたのです。
まとめ
現代のグローバル化の原点は、遥か昔のシルクロードにあったのかも。次に絹製品やガラス細工を手に取ったら、そのルーツをたどってみませんか?
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