日本で初めての公立図書館が誕生したのは、1908年4月2日。場所はなんと東京都日比谷公園内。それが「東京市立日比谷図書館」です。誰もが無料で本を読める「知の公共施設」として、当時は画期的な存在でした。
読みたい本は“声に出して”頼んだ!?
当時の図書館は「閉架式」で、自由に本棚を見て回ることはできませんでした。利用者はカウンターで「◯◯という本を見せてください」と言わなければならず、ちょっぴり恥ずかしかったかも…?
司書は“図書館の先生”だった
当時の図書館職員は、単なる管理者ではなく「読書指導員」のような役割も持っていました。読書が今ほど一般的でなかった時代、人々に本の魅力を伝える“知の案内人”だったのです。
まとめ
いまや図書館は当たり前の存在。でも、始まりはちょっとドキドキだった!?今度、図書館に行ったら“最初の一冊”に思いを馳せてみませんか?
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