ギリシャのミロス島で畑を耕していた農民が偶然掘り当てたのが、あの有名な「ミロのヴィーナス像」。まさに“スコップで掘り出した美の女神”だったのです。
なぜ腕がないの?実は後から壊れた説も
ヴィーナス像が両腕を欠いているのは、発見時すでに破損していたため。運搬中に壊れたという説もあり、もし腕が無事なら「今ほど有名じゃなかったかも」とまで言われます。
ルーヴル美術館の“秘密兵器”だった?
発見されたヴィーナス像はすぐにフランスに渡り、ルーヴル美術館の目玉展示に。ナポレオン失脚後で落ち込んでいたフランス文化界にとって、“芸術による復権”の象徴とされました。
まとめ
「欠けているからこそ美しい」――ミロのヴィーナス像が教えてくれる美の価値観、あなたならどう感じますか?