1212年4月22日、鴨長明によって『方丈記』が完成。なんと彼が暮らしていた「方丈」とは、約3メートル四方の小さな庵。その狭い空間から、人生と世の無常を見つめた名随筆が誕生したのです。
「ゆく河の流れは絶えずして…」は名文中の名文!
冒頭の有名な一文は、まさに無常観の象徴。戦乱・地震・火事などを見つめた鴨長明の眼差しは、800年以上経った今もなお、私たちの心に響きます。
ミニマルライフの元祖?
わずかな道具と自然の中の生活。現代で言えば「断捨離」や「ミニマリズム」に通じる哲学がすでにここにありました。
まとめ
たった一人の小さな庵から、永遠に読み継がれる名著が生まれるとは――あなたも今日、小さな空間で大きなひらめきを探してみませんか?