1952年5月19日、日本で初めてのボクシング世界タイトルマッチが後楽園球場で開催されました。白井義男がフライ級王者となり、日本中が歓喜に湧いた日です。これを記念して、5月19日は「ボクシングの日」に制定されています。
ボクシングと“木戸銭”の関係?
実は昭和初期、日本のボクシング興行は“木戸銭”(入場料)で観客を集めるため、試合中に派手なパフォーマンスも行われていたとか。今では考えられない「演出つきの試合」も存在したそうです。
世界王者・白井義男のスゴさ
白井義男はアメリカ人トレーナー、カーン博士の指導のもと、科学的トレーニングを導入。世界初の“戦略型ボクサー”としても注目されました。
まとめ
格闘技=本能のぶつかり合いと思いきや、ボクシングは戦略の芸術でもあるのです。次の試合観戦では、その“頭脳戦”にも注目してみては?