6月16日は「アフリカの子どもの日」。これは1976年、南アフリカ・ソウェトで起きた学生デモ「ソウェト蜂起」を忘れないための日です。子どもたちは、母語ではなくアフリカーンス語での授業に抗議して立ち上がり、多くの命が奪われました。
子どもが命がけで守ろうとしたもの
この蜂起では、わずか13歳の少年ヘクター・ピーターソンが警官に撃たれて死亡。その写真は世界中に衝撃を与え、アパルトヘイト(人種隔離政策)への怒りを広げました。
現在も続く課題
今日でもアフリカでは、貧困や紛争、教育機会の格差により多くの子どもたちが困難な環境に置かれています。この日は「教育の権利」と「子どもの声」の大切さを改めて考える日なのです。
まとめ:1冊の教科書が世界を変える?
もしあなたの机にある教科書が、誰かにとっての夢だとしたら——。今日はそんな「当たり前の価値」を考えてみませんか?