日本を象徴する富士山がユネスコの世界遺産に登録されたのは、2013年6月22日。しかし、実は「自然遺産」ではなく「文化遺産」として登録されているのをご存知ですか?
意外!自然じゃなく文化として評価された理由
富士山は火山活動や景観の美しさでも有名ですが、ユネスコが注目したのは「信仰と芸術の源」だった点。古来より山岳信仰の対象であり、数々の和歌や浮世絵、文学作品の中で描かれてきた“精神的存在”としての富士山が評価されたのです。
実は一度落選していた富士山
2007年に「自然遺産」として申請されたものの、登山道のゴミ問題などで不合格に。しかし、文化的価値に焦点をあて再チャレンジし、ついに登録が叶いました。
あなたにとっての富士山は?
登る山?眺める山?それとも祈る山?富士山の価値は、見る人の心に映る姿によって変わるのかもしれません。