1859年のこの日、日本が正式に国際貿易を開始しました。横浜・長崎・函館の3港が開港し、いよいよ“鎖国の終わり”が現実に。これを記念して、6月28日は「貿易記念日」となっています。
最初に輸出されたのは…カツオ節!?
開港当初、日本から最も多く輸出されたのは意外にも「カツオ節」。東南アジアでは高級調味料として重宝され、輸出品の筆頭に。工業製品より前に、うま味が国境を越えていたのです。
ペリー来航は貿易交渉だった
黒船で知られるペリー提督の来航も、実は通商交渉が目的でした。日本の開国は、欧米の“マーケット探し”の一環だったんです。
次に食べるカツオ節、世界への第一歩だったかも?
普段の料理に使っているその出汁、実は国際貿易の最前線にいた存在かもしれません。そう思うと、ちょっと味わい深く感じませんか?