七夕に登場する織姫と彦星――実はどちらも実在する星です。織姫は「ベガ」、彦星は「アルタイル」という名前で知られ、どちらも夏の夜空を代表する明るい星です。この2つに「デネブ」を加えた三角形は、“夏の大三角”と呼ばれます。
1年に一度しか会えない…の意味は?
七夕の伝説では、天の川をはさんで年に一度だけ会えるとされる2人。しかし現実の宇宙では、ベガとアルタイルは約16光年も離れています。年に一度どころか、永遠に会えない距離…かも!?
短冊のルーツは“字の練習”?
短冊に願いごとを書く風習は、実は中国の乞巧奠(きっこうでん)という行事が由来。織姫が機織りの名人だったことから、「手芸や文字が上達しますように」と書くのが始まりだったそうです。
まとめ:夜空を見上げると、物語がもっと面白くなる
今年の七夕は、空に浮かぶ織姫と彦星を探してみませんか?星と伝説の距離感を知ると、ロマンも2倍かもしれませんよ。