この日、日本で初めて「真珠の養殖」に成功したのが、三重県の御木本幸吉(みきもとこうきち)です。天然の真珠は極めて希少でしたが、彼の挑戦により、宝石が“育てられる”時代が到来しました。
貝に異物を入れて真珠を作るってホント?
はい、真珠養殖の仕組みはシンプル。貝の中に核を入れることで、貝が異物を包み込むように真珠層を重ね、やがて光り輝く真珠が生まれるのです。自然の力と人の知恵が融合した芸術です。
実は「球形」はとてもレア!?
養殖でも、完璧な丸い真珠はなかなかできません。真円に近いほど価値が高く、形や色、光沢によって価格は大きく変わります。
まとめ:100年経っても色あせない“海の宝石”の物語
世界中に広まった養殖真珠。その原点が日本にあること、知っていましたか?次に真珠を身につけるとき、その歴史にも思いを馳せてみてください。