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イカの血液はなぜ[青い]のか?

2024年3月19日


はじ三倶楽部 スマホの誤変換でイライラする参加者(はてな)

 

一般的に赤いと認識されている血液。しかし、イカの世界ではこれが通用しません。なんと、イカの血液は青色をしています。この不思議な現象は、多くの人が知らない海の生物の秘密の一つです。では、なぜイカの血液は赤ではなく青いのでしょうか?その理由を探るために、まずは人間の血液が赤い理由から見ていきましょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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人間の血液が赤い理由

全身の穴から血を噴出して死亡する呂蒙

 

人間の血液が赤いのは「ヘモグロビン」のおかげです。ヘモグロビンは酸素を体中に運ぶ役割を持ち、その中に含まれる鉄分が酸素と結びつくことで赤色に変色します。酸化した鉄がサビとして赤褐色になるのと同じ原理です。しかし、イカの世界では異なる化学反応が起こります。

 

イカの血液の青色の秘密

イカの血液が青く見えるのは、「ヘモシアニン」という物質が関係しています。ヘモグロビンに代わるこの物質は鉄ではなく銅を含んでおり、酸素と結びつくことで青色に変色します。銅が酸素と結合して青色になる現象は、10円玉が青錆びるのと同じです。イカだけでなく、タコやエビ、カニなどの軟体動物や節足動物にも見られる特徴です。

 

 

なぜイカの刺し身は白いのか?

イカの刺し身は美しく真っ白ですが、血液が青いという事実はどう影響するのでしょうか?実は、イカの血液は青白く、非常に淡い色をしており、刺し身の美しさには影響しません。さらに、イカが捌かれる時、血液は丁寧に除去され、その結果、美しい白い刺し身が完成します。

 

 

海の不思議をもっと知ろう

 

イカの血液が青い理由を知ることで、自然界の驚異と科学の面白さを再発見することができます。このような不思議は、海の世界にはまだまだ数え切れないほど存在します。海の生物や科学についてもっと学び、自然界の謎に迫ってみませんか?

 

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