1991年8月6日、世界は一つの大きな一歩を踏み出しました。この日、スイスのCERN（欧州原子核研究機構）で働いていたティム・バーナーズ＝リーが世界初のWebサイトを開設したのです。このサイトの「URL（外部リンク）」はインターネットの歴史における重要な一ページを飾りました。
監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
インターネットの始まりのページ
初のWebサイトは非常にシンプルなもので、HTML（ハイパーテキストマークアップ言語）で作成されていました。このサイトには、WWW（ワールド・ワイド・ウェブ）についての基本的な情報や、他の研究者が自身のWebページを作成するための指示が記載されていました。このサイトがあったおかげで、今や当たり前となったWebブラウジングが始まったのです。
驚きの事実！初のWebサーバーはNeXTコンピュータ
ティム・バーナーズ＝リーが使用した初のWebサーバーは、スティーブ・ジョブズが設立したNeXT社のコンピュータでした。このコンピュータは、見た目は普通のデスクトップですが、その中で動いていたソフトウェアがインターネット革命を引き起こしたのです。
インターネットの基盤
1991年の夏、バーナーズ＝リーは同僚たちに自身のプロジェクトをデモンストレーションしました。彼らは、ブラウザを使ってリンクをクリックするだけで、簡単に情報を見つけることができる新しい方法に驚嘆しました。これが、今日のインターネットの基盤となりました。
Webの未来に向けて
次回インターネットを使うとき、最初のWebサイトがあったおかげで今の便利な世界があることを思い出してみてください。そして、その未来を創る新たな技術に目を向けてみましょう。誰もが次のティム・バーナーズ＝リーになれる可能性を秘めているのです。
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