1492年10月12日、クリストファー・コロンブスが「新世界」に到達した日として「コロンブス・デー」が祝われます。しかし、実際には彼が上陸したのは現在のアメリカ大陸ではなく、カリブ海の島々でした。コロンブス自身は、生涯にわたりインドに到達したと信じていたため、先住民を「インディアン」と名付けたのです。
コロンブス・デーの意外な由来
アメリカでは、コロンブス・デーは1869年にイタリア系移民の間で広まった祝日でした。1937年には、フランクリン・D・ルーズベルト大統領が全国的な祝日として制定。しかし、今日では先住民への敬意を表す「先住民の日」として代わりに祝う州も増えています。
航海の背後に隠された資金の話
コロンブスの航海はスペインの女王イサベル1世によって資金提供されましたが、実は彼女が資金を全額提供したわけではありません。コロンブス自身や他の投資家たちも資金を出し、成功すればその利益を山分けするという約束がされていました。
まとめ
コロンブスの航海は大きな歴史の一部ですが、その影響は現代まで続いています。彼が見た世界と、私たちが知る世界はどれほど違っていたのでしょう?
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