北朝鮮の平安北道で、7月の大雨による水害で被災した数千戸の住宅の竣工式が行われました。金正恩総書記は、完工の遅れについて謝罪するとともに、外国の支援を受けずに自力で建設を進めたことを強調しました。
この記事の目次
復興の意義と自力強化の狙い
金総書記は、「復興工事は精神的、物質的資産を強化する機会だった」と述べ、復興が北朝鮮の自立性を示す重要な成果であると主張しました。また、災害の一因を「担当機関の無責任さと無警戒」による「人災」と位置付け、反省の意を示しました。
温室農場の建設計画を発表
金正恩氏は、同地域に来年、大規模な温室総合農場を建設する計画を明らかにし、さらなる復興と発展への意欲を見せました。この発表は、北朝鮮の経済と食料生産の強化を目指す取り組みの一環と見られています。
▼こちらもどうぞ