「110番」が日本で緊急通報番号として使われ始めたのは1948年。番号の選定理由は、電話のダイヤル式時代に操作が簡単で覚えやすい番号として選ばれたことです。また、当時の電話交換手が即座に対応できるよう、最短で接続可能な番号でもありました。
世界では違う番号も!
日本では警察の緊急番号が「110」ですが、アメリカでは「911」、ヨーロッパ連合では「112」が使われています。この違いは各国の通信インフラや歴史的背景によるものですが、どれも覚えやすい番号に設定されています。
110番の日って何をするの?
1月10日は「110番の日」として制定され、警察が通報の正しい使い方や犯罪防止の啓発を行う日となっています。「110番は緊急時専用」という意識を広めるため、地域のイベントや講習会も行われています。
間違い通報も多い?
実は「110番」の通報のうち、約2割が緊急ではない問い合わせや間違い通報です。真に助けを必要としている人のためにも、110番は緊急時に限定して使いましょう。
あなたは110番の適切な使い方を知っていますか?
1月10日を機に、正しい緊急通報の知識を身につけ、いざという時に備えてみてはいかがでしょうか?
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