ロシアの同盟国ベラルーシで行われた大統領選挙で、ルカシェンコ大統領の7期目の当選が確実視されています。同氏は1994年以来、欧州で最長の在任期間を誇り、強権的な統治を続けています。
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野党からは「不正選挙」の声
今回の選挙について、野党は「でっちあげ」と批判。2020年の選挙でもルカシェンコ氏が圧勝を宣言しましたが、野党候補スベトラーナ・チハノフスカヤ氏は不正を訴え、国民が大規模抗議を行いました。
政治犯や抗議抑圧が続く現状
現在、チハノフスカヤ氏は亡命生活を送り、夫を含む1,200人以上の政治犯が拘束されています。今回の選挙では海外での投票所設置がなく、350万人以上の国外居住者が投票できない状況が問題視されています。
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