1866年3月9日、京都の伏見にある「寺田屋」で起こったのが寺田屋事件です。これは幕府側の襲撃を受けた薩摩藩士と、薩摩藩の内紛が絡む2つの事件を指しますが、特に有名なのが坂本龍馬が襲われた1866年の事件です。
坂本龍馬、絶体絶命!命を救ったのは…
この夜、寺田屋に宿泊していた坂本龍馬と盟友・中岡慎太郎は、伏見奉行の役人に襲撃されました。龍馬は風呂に入っていましたが、恋人のお龍が異変を察知し、裸のまま龍馬に知らせたことで命拾いしました。龍馬は銃と刀で応戦し、何とか逃げ延びることに成功します。
逃亡先で意外な治療法が!?
この襲撃で負傷した龍馬は薩摩藩の保護を受け、薩摩藩邸で治療を受けます。驚くべきことに、当時の治療には焼酎が使われたといわれています。これは傷口を消毒するためでしたが、痛みに耐える龍馬の姿が目に浮かびます。
まとめ
もしお龍が異変に気づかなければ、日本の歴史は大きく変わっていたかもしれません。龍馬の命を救った寺田屋、次回京都に訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
▼こちらもどうぞ