この日、日本初の火星探査機「のぞみ」が種子島から打ち上げられました。アジアでは初、世界でも数えるほどしかない“火星ミッション”に挑戦した瞬間でした。名前の「のぞみ」には、宇宙開発への希望が込められています。
トラブル続出、それでも“のぞみ”は止まらない!
のぞみは打ち上げ後、太陽電池のトラブルや火星到達に必要な軌道修正ができないなどの苦難に見舞われました。しかし、JAXA(当時のISAS)はギリギリまで通信を続け、火星の周回軌道投入を試みました。その執念は世界でも評価されました。
“失敗”ではなく“挑戦”として語り継がれる
最終的に火星周回には至らなかったのぞみですが、日本の宇宙探査にとっては大きな一歩。のぞみの経験が、後の「はやぶさ」や「MMX(火星衛星探査計画)」へとつながっていきます。
まとめ:あなたなら、どんな“のぞみ”を宇宙に託したい?
空を見上げると、そこにはまだ届いていない希望がある。今日という日に、あなたの“のぞみ”も思い描いてみませんか?