1992年8月9日、日本で初めて形状記憶合金製の家庭用商品(アイロンの温度センサー)が発売されたことから制定されたこの日。今では医療や宇宙分野でも活躍する、すごい素材です。
熱で“記憶”がよみがえる金属!?
形状記憶合金とは、曲げても変形しても、加熱すると“元の形”に戻る不思議な金属。代表的なのはニッケルとチタンを主成分とする「ニチノール合金」で、人間の体温でも形が戻ることがあります。
メガネから心臓まで!応用例がすごい
この合金は、折れにくいメガネのフレームや、自動で開閉する人工血管、宇宙船のアンテナ展開装置などにも使用されています。まさに“覚えている金属”が、世界を支えているのです。
まとめ:もし物が記憶を持っていたら?
私たちが捨てたスプーンが、「もとの形に戻りたい…」と思ってたらちょっと面白いですね。未来の道具は、もっと記憶力が良いかも!?