学校行事のひととして必ず組み込まれている遠足。その遠足の楽しみと言えば、お昼に広げるお弁当と持ってきたお菓子ではないでしょうか?最近は一人っ子家庭も増えてきて、キャラ弁と呼ばれるビジュアルにも凝ったお弁当が流行で、少しでもカワイイお弁当を作る為に朝早くから頑張るお父さん、お母さんもいるとか…でも、ところ変われば文化も変わるで、お隣の韓国では、お弁当があまり重視されていないようです。
かなり手抜きな韓国のお弁当
韓国では、日本のようにふりかけや鮭フレークは市販していません。なのでゴハンはキンパプという韓国風ののり巻きが多いようです。それにオカズであるウインナーや卵焼き、照り焼きチキンを入れていきます。しかし、このようなお弁当を作る親がいる一方で、キンパプ(太巻き)を一本丸ごと渡す親や、パリバケットでサンドイッチを買い、そのまま渡す親も多くいます。太巻き一本やサンドイッチだけでは、さすがに楽しいお弁当にはならないと日本人としては考えてしまいますね。これでは、オカズの交換もできません。
韓国では弁当が根付いていない
そもそも、韓国では弁当を持たせるという文化がなく、手の込んだお弁当をつくる習慣がありませんでした。だからお弁当は簡単に食べられればよく、手間のかからない太巻きやサンドイッチという発想になるのだそうです。日本のようにお弁当のオカズを交換したり、比較し合う文化もないので、隣の子が食べている弁当に関心を向ける事もなく、さっさと食べて、少しでも長く遊ぶ事が優先されるのだとか…
近年、コンビニ弁当が登場
弁当文化がなく、コンビニにも弁当が置かれていなかった韓国ですが、近年になって、韓国のコンビニでも弁当が並ぶようになりました。大きな理由は韓国でも少子化が進み、大家族が一緒に食事をする風習が少なくなり、1人で食事をする孤食が増えているからだそうです。1人だと大量に造っても食べきれないので、コンビニ弁当の方がいいような気がしますね。韓国のコンビニ弁当の味は、まだイマイチのようですが今後は、日本のコンビニに負けないクオリティのコンビニ弁当が出てくるかも知れません。
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