広告

ウクライナ軍の反転攻勢開始か?東部バフムトでロシア軍指揮官2名[戦死]


 

バフムト
グーグルマップ

 

ロシアが侵略を続けるウクライナ東部の都市、バフムトを巡り、ウクライナ陸軍のシルスキー司令官は5月15日SNSを通じて「バフムトでわが軍が前進している。これは防衛作戦の中で攻撃面での最初の成功だ」と評価しました。ウクライナのマリャル国防次官も14日「バフムト郊外で10カ所以上の敵の陣地を抑えた。激戦が続いている」と発表しています。

 

 

参考:ウクライナ軍側“バフムトで前進中” ロシア軍は指揮官2人死亡

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ロシアサイドは指揮官2名が死亡したと発表

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

ロシア国防省は5月14日、バフムト近郊での戦闘で指揮官2名が死亡したと発表し、この中の1名は「敵の攻撃を撃退する途中、複数の砲弾を受けた」としています。タイミング的にウクライナ側の発表と重なり、バフムトでウクライナ軍の反撃が始まっているのは間違いないようです。

 

 

ロシアは戦時国際法違反の無差別爆撃で抵抗

朝まで三国志201 観客2 モブでブーイング

 

ロシア軍は、5月13日から14日にかけ、ウクライナ南部のヘルソン州や東部ハルキウ州で住宅などを攻撃。これまでに合わせて8名が死亡したとウクライナ当局が明らかにしています。また、ロシア軍はタイミングを合わせ、ウクライナ各地をイランの無人機やミサイルで攻撃していました。アメリカのシンクタンクはロシア軍の動きを、ウクライナ軍の反転攻勢を牽制し能力の低下を狙ったものと分析しています。しかし、軍事施設以外の場所への攻撃は戦時国際法違反であり、ロシアに対する国際世論の反発はさらに激しくなると考えられます。

 

 

今年中にロシアの敗北を決定づける

君主論

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は、5月14日ロシアによる軍事侵攻以降、初めて訪れたドイツで演説。「今年中にロシアの敗北を決定づける事が出来る」と述べ、欧米サイドの軍事支援を背景に反転攻勢を成功させる事に自信を示しました。

 

 

まとめ

東京スカイツリー、kawausoさん

 

ウクライナ軍の粘り強い奮戦と、ロシア軍の非人道的な国際法違反の蛮行の数々により、国際世論の非難は強まり、それまで軍事支援の腰が重かった欧州各国のウクライナ支援の動きが加速しています。戦争は軍事力だけではなく、正当性が重要であり屁理屈でウクライナを解放すると宣ったプーチン大統領に率いられるロシア軍は国土防衛の祖国愛に燃えて困難な戦いに挑むウクライナ軍に敗れ去りつつあると言えるでしょう。

 

▼こちらもどうぞ

アメリカの資産凍結が影響?オリガルヒがプーチン大統領のウクライナ侵略を[批判]

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-外部配信