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アメリカ軍空前のバカ作戦[富士山ペンキ塗りつぶし計画]とは?

2023年5月30日


 

富士山とkawauso様

 

 

戦争は人類が実現できる最高の祭りであるという話があります。一度戦争となると、オリンピックなんか比較にならない大金が注ぎ込まれ、政府と国民が一丸となって勝つ事のみを追い求めるので空前のバカ作戦が採用される事もあります。今回はアメリカ軍が考えた富士山ペンキ塗りつぶし計画を紹介しましょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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日本の士気を落とせ!富士山塗りつぶし計画

飛行機(プロペラ)に乗るkawausoさん

 

 

大東亜戦争中、アメリカ軍は日本の高い士気を低下させて戦争を有利にしようと計画していました。後のCIAの前身となる「戦略情報局」の一部局である「神経戦部」は、日本人の精神的な支柱である霊峰富士を上空から赤いペンキで塗りつぶせば日本人は意気消沈し士気は低下すると大真面目に考えついてしまいました。

 

 

費用がかかりすぎて断念

張良

 

「神経戦部」は大乗り気で富士山の面積から必要になる赤ペンキの量を計算しました。試算によると富士山を真っ赤に染めるには最低12トンのペンキが必要であり、これを実現するにはB29が3万機必要になるとする試算が弾き出されます。もちろん、アメリカ空軍に3万機のB29は存在しません。そもそもそんなにB29があれば日本中に爆弾を落として焼け野原にする事が出来、一夜にして日本は降伏するでしょう。想像を超えるスケールにアメリカ軍は、このバカ計画を断念したという事です。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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