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ウクライナ軍、ワグネルの反乱以来の[停滞]から反転攻勢再開

2023年7月5日


テレビを視聴するkawauso編集長

 

ワグネルの創設者であるプリゴジン氏の反乱以降、ウクライナ軍は大きな進展を見せていませんでしたが、7月2日、反転攻勢を再開しました。プリゴジン氏がベラルーシへ亡命したことにより、これ以上の政変は起こらないと判断したのかもしれません。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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7月2日、ウクライナ軍が一時的にロシア軍の塹壕を奪還

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

ザポリージャ州の親ロシア派幹部、ロゴフ氏によれば、7月2日、ウクライナの戦闘車両や歩兵隊が砲撃による味方の援護を受けながらロシア軍を襲撃。ウクライナ軍は西郊の塹壕を占拠しました。その後、数百メートルの範囲で数時間にわたる銃撃戦が続きますが最終的にロシア軍の砲撃によりウクライナ軍は撤退したようです。

 

 

ロボティネの重要性

 

ロボティネはウクライナ軍が支配する都市オリヒウの南、約12キロの場所に位置し、ロシア軍にとってはザポリージャ州南部の占領地を守るための重要な拠点です。ここはウクライナ内の占拠地に沿って築かれた防御ラインの中で最も厳重な防御態勢が敷かれており、一時的でも、ウクライナ軍がロシア軍の最も警戒される拠点を奪還したことは、ワグネルの反乱によるロシア軍の弱体化を示唆している可能性もあります。

 

 

ドネツク州でも激しい戦闘が続く

戦車隊を率いて活躍する夏侯嬰(かこうえい)

 

2014年以来、親ロシア派武装勢力によって占拠されてきたドネツク州の州都とその北部、西郊でも戦闘が激化しています。アメリカのシンクタンクによると、ウクライナ軍は、オリヒウの南部、東部のドネツク州、およびザポリージャ州の境界周辺など、6つの地点でロシア軍を攻撃し、いくつかの場所で新たな陣地を確保したと分析しています。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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