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ワグネルの反乱失敗後、自由ロシア軍への志願者急増

2023年7月11日


君主論

 

プーチン政権に反対しウクライナ側について戦うロシア人による武装組織「自由ロシア軍」。6月のワグネルの反乱失敗後、入隊志願者が増えているそうです。反乱を収拾し健在をアピールするプーチン大統領ですが、その地位は決して安泰ではないようです。

 

参考:自由ロシア軍の副司令官 “武装反乱後に部隊への志願者増”

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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反乱以後、前線でワグネル部隊を見ていない

 

自由ロシア軍副指令を名乗るシーザーという人物によると、プリゴジン氏が起こしたワグネルの反乱以後、戦地ではワグネルの部隊を見る事が無くなったとしています。ワグネルはロシア軍正規兵と違い、お金でどんな無理難題も命じられるプーチン大統領唯一の手駒であり、そのワグネルの姿が見えなくなった事はロシア軍の戦力の低下につながるとの見方を示しています。一方、ワグネルの反乱は失敗したものの、それ以後、自由ロシア軍に志願する人が増えているとも述べ自由ロシア軍は、今後もウクライナ軍の支援を継続するとしました。

 

 

反転攻勢には制空権が必要

飛行機(プロペラ)に乗るkawausoさん

 

自由ロシア軍は、反転攻勢を進めるウクライナ軍の状況については、ウクライナ軍は航空戦力では苦戦。偵察用の無人機も高い頻度で失われている現状であるとし制空権がない状態での反転攻勢は難しく欧州やアメリカによる防空システムや戦闘機の供与など一層の軍事支援が必要と述べています。

 

 

戦争に反対するロシア人も確実に増えている

内容に納得がいかないkawauso様

 

ワグネルの武装反乱は失敗したものの、それ以後もプーチン大統領に対する非難は引き続き高まっているようです。国際法違反の侵略戦争を仕掛け、世界に災厄をばら撒き、日本に対しても挑発的な態度を取り続けるプーチン大統領ですが、ウクライナ侵略に失敗すればもはや大統領の地位に居続ける事は不可能でしょう。それだけにどんな手を使おうとウクライナ侵略を継続すると見られますが、欧米諸国やロシアの侵略を許さない事で意見を共有する国々のさらなるウクライナ支援が待たれます。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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