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日本には死刑を執行してはいけない[日]がある

2023年7月15日


泣きながら冤罪を訴えるも処刑される司馬瑋

 

日本は犯罪の最高刑として死刑を採用していて、2023年7月現在、108名の死刑囚が拘置所に収監されています。日本の刑事訴訟法では、死刑判決が確定してから半年以内には死刑を執行する事とする決まりがありますが、これは訓示規定で、出来れば半年以内とされているだけで、実際には何年間も死刑を待っている死刑囚がいます。そんな死刑囚ですが、日本には死刑を執行してはいけない日があるってご存知ですか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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土日祝日と年末年始の死刑執行はない

東京スカイツリー、kawausoさん

 

刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律第178条の2項では、死刑執行出来ない日として、日曜日、土曜日、国民の祝日、1月の2~3日にかけてと12月29日~31日までと明記されています。つまり、土日と国民の祝日、12月29日から1月3日までは死刑囚は死の恐怖に怯えなくて済むという事ですね。

 

 

年間245日の死の恐怖

李カク(李傕) 樊稠、李傕

 

こうして考えると日本の死刑囚は、年間120日は死刑の恐怖から逃れられる事になります。しかし、それにより死刑が無くなるわけではないので、残りの245日はいつ来るか分からない死刑の恐怖に怯え続けなければいけない事になります。これは自然死や自殺しない限り、いつかは必ずやってくる恐怖の日として死刑囚から心の平穏を奪う事でしょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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