ウクライナ軍の報道官は、ロシア軍は前線への補給が困難に陥っている見方を示しました。原因はロシアが併合したクリミア半島とロシア本国を結ぶクリミア大橋や南部ヘルソン州とクリミアを結ぶチョンハル橋が7月中旬に攻撃を受けた影響とみられています。
ウクライナ軍、反転攻勢の成果を強調
ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は7月31日、ウクライナ軍が1週間で13平方キロの領土をロシアから解放。反転攻勢以来、合計で205平方キロを奪還したと述べました。奪還された領土では、地雷除去作業が進められているようです。
ロシア報道官ウクライナ支援の数十億ドルが無駄になった
一方で、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は7月31日。北大西洋条約機構諸国からウクライナに提供された数十億ドルの資源が非効率に浪費されているのは明らかと述べ、ウクライナの反転攻勢は失敗であるとする見方を出しました。最近、相次いでいるモスクワへのウクライナ軍のドローン攻撃についても、反転攻勢に失敗し自暴自棄になっていると切り捨てています。
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