進歩するテクノロジーはデジタルエンターテインメントを進化させています。以前は若者のものだったゲームは細分化と多様化を繰り返し、全ての世代が楽しめるように進化したのです。この記事では、最新テクノロジーを駆使して楽しむデジタルエンターテインメントについて解説します。
監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
VRヘッドセットで自宅観光
現在、注目を集めているのがVRヘッドセットを着用して楽しむメタバースゲームです。例えば、沖縄発のエンタメ企業であるあしびかんぱにーは、メタバース上で沖縄の観光名所を楽しむことのできる「バーチャルOKINAWA」をリリースしています。バーチャルOKINAWAでは、メタバース上で再現された国際通り商店街や美しいビーチなど観光名所を自宅から手軽に巡ることが可能です。最初はバーチャルでも仮想空間の沖縄に浸っているうちに、本当に沖縄旅行に出かけてしまう人も多いですよ。
初期費用なしで遊べるクラウドゲーミング
ゲーム機の進歩は著しいですが、同じように著しいのがゲーム機の価格高騰です。Ps5やxboxは5万円以上が相場ですし任天堂switchでも4万円くらいします。暇つぶしに大金をはたくのは厳しいのが本音ですよね？そんな人にはクラウドゲーミングがおススメです。クラウドゲーミングは高性能なクラウドサーバーを介しゲームをストリーミングするだけで高解像度でリアルタイムのゲームプレイを楽しめるサービスです。クラウドゲーミングはゲーム処理の全てをクラウドでおこなうので、ユーザーは高価なゲーム機を購入せず、ネット環境を整えるだけでスマホや自宅PCから手軽に本格的なゲームが楽しめます。ただし、クラウドゲーミングはやり取りする情報量が多い性質上、ネット回線の速度によっては、データ遅延や接続の切断など、イライラする局面が出るかも知れません。
音声AIを活用した推理ゲーム
常日頃からゲームで忙しく、最近ではゲーム疲れが酷く少し距離を置きたいという人には、人工知能を使用した新感覚の音声推理ゲームはいかがでしょうか？ 505 GamesとNExT Studiosは音声推理ゲーム「Unheard ―罪の代弁―」を2023年の3月に発売しています。このゲームは、犯行現場の音声記録を聞いて、そこにいた人物の名前や行動、犯人の犯行に及んだ動機などの手がかりを集め事件を解決する音声推理ゲームです。ゲームと言えば、目を酷使するイメージですが「Unheard ―罪の代弁―」は耳を澄ますゲーム、豪華声優陣のボイスを聞きながらゲームに没頭すればサスペンス映画に入り込んだような錯覚に襲われるかも知れません。
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