パレスチナ自治区ガザを支配するハマスは、11月13日、人質解放のために仲介中のカタールに対し、5日間の停戦を条件に最大で70人の女性と子供を解放する用意があると伝えました。
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カッサム旅団のアブ・オバイダ報道官が発表
また、ハマスの軍事部門である「カッサム旅団」の報道官、アブ・オバイダは、停戦の要求に関して対話アプリ「テレグラム」に投稿し、5日間の完全な停戦を条件としながらも、停戦だけでなく、ガザ全域での人道支援の実施などを不可欠な条件として示しました。
イスラエルの反応は未定
イスラエルがハマスの提案に応じるかどうかは不透明です。ただし、イスラエル空軍がガザ地区最大の病院であるシファ病院を爆撃し、結果として病院内の電力が喪失し、保育器にいた3人の乳幼児が死亡したという報道があり、これにより国際社会からイスラエルに対する非難が高まっています。イスラエルはこの状況に対応して、保育器の提供などを発表し、国際社会の批判に対処しようとしている模様です。
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