イスラエルのガラント国防相はイスラエル軍が、パレスチナ自治区ガザ地区北部にあるイスラム組織ハマスの最後の拠点2カ所を包囲したことを発表しました。ガラント氏によればジャバリヤとシュジャイアのハマス大隊は解体寸前と主張しています。この情報は真実なのでしょうか?
ハマスには武器や食糧が不足
ガラント国防相の主張によれば、降伏したハマスの戦闘員は武器や食料が不足していると指摘し、ガザ地区北部でハマスの勢力は限界点に近づいていると指摘。同時に残りのハマスの戦闘員に対して投降するよう呼び掛け投降者の命は助けると述べています。
イスラエルは、ハマスとイスラム聖戦戦闘員500人以上を拘束
イスラエル軍及び情報機関の発表では、過去1か月でハマスとイスラム聖戦の戦闘員を500人以上拘束したそうです。戦闘員は拘束後に尋問のため、情報機関や諜報部隊に移送されたとしています。
イスラエルにはフェイクニュースも
一方、イスラエルの主張にはフェイクニュースが混ざっているとの批判もあり、最近のハマス戦闘員の大量投降の映像も、ただガザ地区住民を拘束しただけであるとする見方もあります。現在は戦争中でイスラエルもハマスも偽情報とプロパガンダを飛ばし合っており、事実の検証が難しく、真実が判明するのは、まだ先になりそうです。
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