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日本独特の現象、歯医者がコンビニより多い[理由]

2024年1月28日


はじ三倶楽部 スマホの誤変換でイライラする参加者(はてな)

 

 

日本の街角で一目でわかる珍しい現象があります....それは、歯科医院の数がコンビニエンスストアよりも多いという事実。2010年の統計では、全国に約68,000の歯科医院があり、対するコンビニエンスストアの数は約43,000店舗。これは一体なぜでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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歯科医院の数がコンビニより多い理由

重度の歯槽膿漏だった藤原秀衡

 

 

この状況の根底には、昭和40年代の日本の社会変動があります。第2次ベビーブームと高度経済成長の影響で、人口が増加し、生活習慣や食生活が大きく変化しました。その結果、多くの人々が虫歯に苦しむようになり、当時は歯科医師の不足が深刻な問題となりました。

 

歯痛に悩む陸遜

 

 

国はこの問題に対処するため、歯科医師の育成に力を入れる政策を推進しました。その結果、患者が多く、歯科医院は儲かる存在となり、医院の数が急増したのです。このような歴史的背景が、日本の歯科医院が多い理由となっています。

 

 

 

散歩をする際に意識してみるとわかる変遷

散歩に出かけるおとぼけ様

 

コンビニエンスストアは1975年に日本に登場し、最初の店舗はセブンイレブン豊洲店でした。一方、日本で最初の歯科医院は1875年、小幡英之助によって開院されました。この興味深い歴史を理解することで、日本の都市風景に潜む、一見すると奇妙な現象の背景が明らかになります。次に街を歩く際は、その歴史を思い出し、日本の変遷と成長を実感してみてください。

 

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