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昆布は海の中で[ダシ]が出ないのは何故なの?

2024年4月13日


三国志に出てくる海賊達

 

"海中の昆布からなぜダシが出ないのか、不思議に思ったことはありませんか?驚くべきは、この現象は昆布に限らず、魚やさらには人間にも当てはまります。では、なぜ海の中でこれらの生命体はダシ成分を保持し続けることができるのでしょうか?"

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ダシの仕組み

海上での戦いの孫権

 

ダシと言えば、料理の基本であり、その核心は旨み成分のグルタミン酸にあります。このグルタミン酸が溶け出すことで、私たちが知る豊かな味わいが生まれます。しかし、昆布が海水の中で旨みを保持する秘密は、なんと昆布が生きている限り細胞膜がそれを守っているためなのです。

 

 

海ではダシが取れない理由

 

海の生命たちは、自身の栄養素を内部に閉じ込め生き続けるため、グルタミン酸を含むダシ成分を外に漏らしません。昆布が乾燥された時、その旨みはさらに凝縮され、我々の食卓を豊かにしてくれます。この自然の知恵を利用し、最高のダシを引き出すためには、昆布や魚を適切に処理し、保存することが重要です。

 

 

まとめ

 

海の中でダシが出ないのは、生命が自らを守るための自然の工夫です。私たちはこの自然のメカニズムを利用して、料理を通じて生命の味わいを堪能しています。昆布や魚を使った次の料理では、この驚くべき自然の原理を思い出し、食材に新たな敬意を払ってみませんか?自然の中に隠された、さらなる美味の秘密を探求する旅は、まさにこれからです。

 

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