ダウンタウンの松本人志さんが文藝春秋を相手取り起こした裁判で、被告の週刊文春サイドに対し松本さんサイドが性被害を受けたと打ち明けたA子さんとB子さんの人物を明らかにするように文藝春秋サイドに重ねて求めている事が明らかになりました。
この記事の目次
裁判のあらまし
今回の訴訟で、松本さんサイドは性的な被害を受けたとする女性の証言を掲載した「週刊文春」の記事が事実に反していて名誉を傷つけられたと、週刊文春側に約5億5000万円の損害賠償と記事の訂正を求めています。
飲み会に参加した作家のXさんには事情を聴いている
情報では、松本さんサイドは問題の飲み会に同席していた作家のX氏から話を聞いている事が判明しましたが、もう1人飲み会に同席していて、女性に性被害を与えたと記事で名指しされたスピードワゴンの小沢一敬さんとは連絡が取れていない様子です。
被害女性A子とB子の人物を明らかにすべき
松本さんサイドは、性被害を訴えているA子さんとB子さんとされる人物を明らかにすることが不可欠であるとして身元の特定を求める書面を裁判所に提出しました。松本さんは、A子、B子のみならず、いかなる女性に対しても同意を得る事無く性的行為を強制した事はないと主張していますが、同時に飲み会に女性が参加した事は否定するものではないとしています。しかし、性被害を訴えているA子さんとB子さんが誰なのか知る事は、実際に飲み会に参加していた人物との同一性を確認する上で必要と強調しました。
被害者を特定し真実相当性の出発点としたい
また、松本さんサイドは、被害者とされる人物を特定してもらわなければ、そもそも被害者とされる人物が実在するのかどうかさえ判断できないとし。同時に3月におこなわれた第一回口頭弁論のあと、週刊文春サイドが2人の情報開示を異常なほど感情的に反発してきた事に困惑するとし、週刊文春サイドは2人の証言に真実相当性があると考えて記事にしたのだから、被害者であるA子さんB子さんの特定は事実の認否を行う大前提であり、2人の情報開示を拒む文春サイドの主張は詭弁と言うほかないと主張し、身元も明かせないようなあやふやな人物の証言のみを元に松本さんを社会的に抹殺するような記事を掲載する事じたいが許されないと断じました。
二次被害防止に最大限協力
また、松本さんサイドは、週刊文春サイドからA子さんB子さんの情報の開示があった場合、2人に対する二次被害を防止するために必要な措置について、可能な限り協力を惜しむものではないとしています。
完璧な松本サイドの主張と文春サイドの見苦しさ
この裁判の異常さは、松本人志さんに性被害を受けたと週刊文春に情報を持ち込んだA子・B子なる女性2人が現在に至るまで姿を現していない事です。2人の身元を知っているハズの週刊文春サイドは情報を開示すると2人が二次被害を受ける恐れがあるとして、今まで一切の情報を開示していませんが、タレント松本人志を社会的に抹殺するような記事を出しておいて、そんな詭弁は許されないでしょう。筆者は、そもそも被害者A子、B子など存在せず、週刊文春サイドが被害者をでっち上げた捏造の産物だと考えています。
著名人にもプライバシーはある
前回も書きましたが、日本には著名人であれば、性的な事を含めて、嘘でもデマでも書き放題であり、それを笑って流すのが一流の著名人だとする風潮があります。当の著名人でさえ芸能ゴシップとは持ちつもたれつで行くべきで、裁判に訴えるのは野暮だと批判する人さえいました。しかし、松本人志氏は著名人である前に、結婚し娘もいる一人の家庭人です。そのプライベートを踏みにじってまで真偽不明の性的スキャンダルを垂れ流していいのでしょうか?今回の裁判は著名人であろうとお笑いタレントであろうとプライバシーはあり、それは捏造記事で汚されていいものではない事を公に確認する為に必要不可欠な裁判だと感じます。
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