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猫はどうして[狭い所]にもすっぽり収まるの?

2024年5月21日


三国志ライター黒田レン

 

youtubeやインスタグラムなどで、よく見かける透明な瓶にすっぽり収まるネコ、そのすっとぼけた表情は可愛らしいですが、どうして猫は軟体動物のように、どこにでも体を収める事が出来るのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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骨が多い

曹操と劉備

 

猫が狭い場所でもすっぽり収まる理由の1は、人間よりも骨が多い事です。人間の骨が200本であるのに対し、ネコの骨は240本あり特に間接の可動域が広くなっています。フィギュアも可動部分が多いほど、複数のポーズが取れるのと同じで、猫も人間よりも40本多い骨のお陰で、体を自由に曲げる事が可能なのです。

 

靭帯が延びる

黒田レン

 

第二の理由は、猫の骨と骨を繋ぐ靭帯の収縮率が他の動物の2倍もある事です。これにより、体を柔軟に折り曲げたり、伸ばしたりが可能なのです。

 

平衡感覚が優れている

蒋琬(しょうえん)蔣琬

 

猫は平衡感覚を司る三半規管と前庭が、他の動物よりも発達しています。そのため、狭い場所でも絶妙のバランス感覚で体を安定させる事が可能なのです。ネコの平衡感覚は、高くて狭い場所でも悠然と歩けるほどに強力で、高所から落ちても本能で体を捻って足から着地するなど、とても人間では真似できません。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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