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宇宙にも[雨]が降る!?

2024年6月6日


流星を見た司馬懿

 

宇宙空間で「雨」が降ると言うと驚くかもしれませんが、実は宇宙にも特定の環境下で雨のような現象が起こることが知られています。ただし、その雨は私たちが知っている水の雨ではありません。宇宙の雨は主に金属やガスの粒子で構成されています。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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木星と土星の雨

魏 星座大好きな幼少期の管輅

 

木星と土星のような巨大ガス惑星では、驚くべきことに「金属の雨」が降ることがあります。特に木星の大気にはアンモニアの氷や水の氷が含まれていますが、もっと驚くべきは、木星の深部では金属の水素が液体として存在し、これが凝結して金属の雨を降らせることがあるのです。

 

 

惑星HD 189733bのガラスの雨

 

太陽系外の惑星、HD 189733bでは、さらに驚くべき雨が降ることが確認されています。この惑星では、風速が時速7,000キロメートルに達し、ガラスの粒が雨のように降り注ぎます。このガラスの雨は、惑星の大気中のケイ酸塩が高温で溶けて形成され、冷却されることでガラスの粒となるのです。

 

 

宇宙の雨の意義

始皇帝と星空

 

宇宙の雨の研究は、惑星の大気構造や進化を理解する上で重要な役割を果たしています。これらの現象は、惑星形成のメカニズムや宇宙の物質循環についての新たな知見を提供します。また、宇宙探査の一環として、異星の環境や気象現象を理解することも、将来的な宇宙移住計画に役立つでしょう。次回、夜空を見上げるときには、地球以外の惑星でどのような雨が降っているのかについて思いを巡らせてみてください。宇宙には、私たちがまだ知らない驚きと神秘がたくさん詰まっています。

 

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